サンドラッグの代表取締役会長の才津達郎(さいつたつろう)氏が辞任したことが、本日(2021/06/21)発表されました。

業界関係者の話によると、「突然の辞任に驚いた」と話しています。年齢は現在73歳なので、まだ十分働ける年齢だと思うのですが…

今回の記事では、才津達郎氏がなぜ辞任(理由)したのか?年収や経歴などを専門家の意見などを交えて、詳しく解説していきます。

サンドラッグ才津達郎の辞任

サンドラッグ才津達郎の辞任について「東洋経済ONLINE」は次のように報道しています。

大手ドラッグストアのサンドラッグで、「実力派会長」が電撃辞任した。  5月10日、サンドラッグは「代表取締役の辞任に関するお知らせ」と記さした1枚のリリースを開示した。辞任したのは代表取締役会長の才津達郎氏(73)。本人から辞任の申し出を受け取締役会で承認したとあるが、辞任の理由については「一身上の都合」と記されているだけだ。引用元:Yahoo!ニュース

上記の通り、才津達郎氏が辞任した理由は「一身上の都合」と説明されています。

関係者の証言によると「突然の辞任にビックリした」「まさか才津会長が辞任するとは思わなかった。何かあったに違いない」と話している。

世間の反応

[word_balloon id=”7″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]家の近所にはドラッグストアがたくさんありますが、サンドラッグを利用しています。安いので。
会長さんが代わっても今まで通りのサンドラッグでいてくれるとありがたいです。
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[word_balloon id=”7″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]私の車で5分で行ける場所に、薬局が8件もある。

他の所は分からないが、飽和状態だと思う。
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[word_balloon id=”7″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]元社員です。
休みは他の会社より取りやすいのかもしれませんが、かなりブラックですよ。
毎月ある無給の研修を受けないと絶対昇進できないし、出ないと上から圧力かかります。
オペレーションの社員はみんなサービス残業や休日出勤は当たり前。
仕事終わってないのにタイムカード押さされて、その後サービス残業なんて当たり前。
その割にサービス残業しないで仕事全部こなせと到底無理なことばかり要求されます。
私はオペレーション担当ではなく比較的楽な薬担当でしたが、一緒にオペレーションの仕事も手伝っても、お客様の相手をしながらあの仕事量は無理でした。
だから離職率凄いんだよな…
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サンドラッグ才津達郎会長の年収は1億8000万

コロナで業績が悪化する前の年収になるのですが、サンドラッグ才津達郎会長の年収は1億8000万。

何度も1億円以上稼ぐ役員ランキングで発表されている。画像を見ると分かると思うが、33位にランクイン。総資産は数十億持っていると噂があります。

サンドラッグ才津達郎の経歴

まずはプロフィールから

名前:才津達郎(さいつたつろう)
年齢:73歳
出身:長崎県

サンドラックに入社したのは1973年。入社後3年で取締役営業部長に任命され、1994年には専務から社長になる。2013年に会長に就任。

専門家のコメント

サンドラッグの一番の強みは価格競争力。安さを武器に競合と戦い局地戦で勝利を収めてきた。競争が厳しいなかで、依然として低価格は集客のための重要な戦略ではあるが、しかし、近年、ドラッグストアは食品を拡充したり、品揃えの専門性の追求や新たなサービスの導入などで、魅力を高め差別化を図っており、サンドラッグは後れを取っていた。次代に向けての新たな戦略が求められており、長年同社をけん引してきた才津会長の辞任でどう変わるか注目される。

コロナ禍でも勝ち組業種と言われるのがドラッグストア。マスクはじめとする衛生用品や、住環境を快適にする洗剤など巣ごもり関連も売れた。そして、客寄せの目玉となっている食品はスーパーよりも安く提供し、かつコンビニに対抗するように深夜営業の店も増えている。インバウンド(訪日外国人客)の爆買い需要が蒸発した中では、いかに国内での強みを打ち出すか。上位チェーンの中でも、サンドラッグは「安さ」のイメージが強いが、安さはもろ刃の刃だ。価格競争だけでは消耗戦となる。マツキヨやツルハのようにプライベートブランド商品のラインナップを充実させるのもひとつだろう。

サンドラッグの貞方社長は、子会社ダイレックスを買収後、それまで田舎のディスカウントストアでしかなかったダイレックスを、生活必需品ワンストップ型ドラッグストアに転換を進め、サンドラッググループの成長の支えとして再構築した実績を持つ実力派経営者である。ダイレックスは、九州地盤で関東などではあまり知られていないが、現地では主婦を中心に根強い人気を持つ、とても便利な店であり、西日本では食品スーパーの脅威として、コスモス薬品と並んで恐れられる存在になっている。貞方社長のかじ取りに大いに期待している。

サンドラッグ才津達郎のインタビューコメント

「私の一番好きな仕事は教育です。次に商品開発、そして業態開発です。朝起きると『今日は何をやろうか』と考えます。毎日が楽しくて仕方ないのですよ」