
リオ五輪金メダリストの白井健三選手が現役引退を発表しました。
引退の理由は、 「やはり地元の五輪という一つの節目を競技生活の区切りにしたかった。東京五輪の最終選考会で自分の床ができたので、満足した」と話している。
夢みたい。人生で一番心臓に悪い日。でも間違いなくそれ以上に人生で一番幸せな日。予選4位からの下克上。仲間を信頼してよかった。頼もしい先輩方ほんとにありがとうございました。この経験を無駄にせずにまた種目別ゆか、跳馬頑張ります😆 pic.twitter.com/iZaySGcp6N
— Kenzo shirai (@kenzo8824) August 9, 2016
白井健三選手は満足したとコメントしているが、その他にも引退する理由が噂されています。今回の記事では、白井健三選手が24歳という若さでなぜ引退するのか?引退後はどうするのか詳しく解説していきます。
白井健三が引退する理由
体操白井が引退表明、リオ五輪金https://t.co/K1xy7olbhK
— 共同通信公式 (@kyodo_official) June 16, 2021
本日16日、白井健三選手は横浜市の日体大健志台キャンパスで記者会見を行い、現役引退を発表した。
「自分で頑張ったとはいいたくない。『もう少し自分に優しくしてあげてもよかったんじゃない?』と言いたい」
と話している。
オリンピック代表落ち
白井選手は東京五輪に代表選手権で、残念ながら予選落ちしてしまった。
代表を落ちたときのコメントがこちら
「2種目演技できた喜びが大きい。全日本、NHK杯の結果もあって、五輪選考会という考えは全くなかった。この大会は初めて世界にいった舞台。思い出深い舞台でしっかりとした演技をみせたいと思っていた。自分の演技ができた。幸せです。すごく清々しい」
「五輪という文字が自分を邪魔していたし、昔の自分が邪魔だった。強くなった日本でも通用したかなとか。何度も思いましたし。でも、世界選手権金メダリストとか、それにすがっていても何も解決しない。過去の自分はもういない。レベルが上がっている今の日本を、素直に受け止めて、何をすればいいか考え出して、すごく楽になった。点数も理解して、五輪が絶対と考える必要ないと考え出して、楽になって、いい演技ができるようになった」
引用元:Yahoo!ニュース
この時は、まだ引退するとは決めていなかった。
ケガで不調で体操辞めたい
2020年9月、東スポは次のように報道している。
昨年はケガに泣かされ、世界選手権の代表から落選。一時は「体操を辞めたい」とドン底を味わったが、新型コロナウイルス禍を経て「ホントにゼロからのスタートといった感じ」と心機一転。再スタートを前にして「こうやって会場にいて、明日(22日)試合を迎えられる喜びがすごく大きいです」と曇りひとつない笑顔を見せた。引用元
19年以降はけがに苦しんだ。左足首痛から始まり、調子は徐々に降下。個人総合で争う全日本では30位で代表入りを逃した。
いつも前向きな白井らしからぬ弱音もはいた。8月には左肩も負傷した。引用元:東スポ
上記でわかるように、白井選手は19年からケガで思うように結果が出せていない。その為、東京五輪での代表も落ちてしまっている。上記の動画でも分かると思うが、2013年から16年にかけて床で1位をとり続けている。だが、その後はスランプに。
体操のリオデジャネイロオリンピック、男子団体で金メダルを獲得した白井健三選手が現役引退を表明しました。https://t.co/Qlr0n1zRbA#nhk_Video pic.twitter.com/ig2yfso97C
— NHKニュース (@nhk_news) June 16, 2021
白井健三選手が引退すると聞いた世間の反応
世界に技の名前を残し、永遠に語り継がれる選手。 お疲れさまでした。 後進の育成をよろしくお願いします。
白井選手のひねり技を見て僕もひねりの練習をしました。 これからも指導者としての活躍を応援しています! お疲れ様でした。
あら、全然ニュース見てなかったけどそんな事に これが政府の責任だよな… コロナ禍の中途半端ななぁなぁ判断で、選手達に指針しっかり示さんから東京出れんまま終わる… 彼にとって去年が満足の行く絶頂期だったのだろうなぁ
引退後は大学に貢献
引退発表の記者会見で白井選手は
「コーチになった白井健三も楽しみにしてほしい」
と話している。
白井選手は3歳から体操を始め、24歳で現役引退となった。
早すぎる引退かと思うが、経歴だけを見ると21年の体操人生。
白井選手は特にひねりの技術が凄く、床と跳馬の種目で「シライ」の名前がついた技を残している。日本人最年少記録で世界一となり、リオ五輪では団体戦で金メダルを獲得している。
内村航平の存在
「航平さんがいなかったら僕はいない。これからもきっと僕にいろんなことを教えてくれる存在。『ありがとうございました』では片付けられないですけど、それしか浮かばない。周りには言ってなかったんですけど、航平さんには4月の段階で伝えた。『健三らしい体操が見てぇわ!』と言われた。最後も(引退試合となった種目別選手権で白井は床、内村は鉄棒で)同じ色のメダルを取って終わることができた」
内村航平選手は東京五輪代表が決まっている。
今回で4大会連続出場となり、世界最高のオールラウンダーとの呼び声もある。
まとめ
以上が、体操選手で大活躍した白井健三選手の現役引退についてでした。
今後は、大学の方で指導者として活躍していくとのこと。
ケガが無ければ、もっと活躍出来たのにと思ってしまう。日本を代表するイチロー選手や、キングカズの愛称の三浦知良さんは本当に凄いなーと思う。